こんにちは。
介護をしているご家族をみて心配になること。
それは、四六時中介護をするうちに、心も体も疲れてしまっているのではないかということです。
中々「本当に大変で…」と漏らされる方は少ないです。
しかし、「常にそばで見守っている」「夜中でも2時間おきに目覚ましをかけてオムツを確認するの」その様な声を聞くと、介護者の体も心配になります。
私は、常に介護が必要であればある程、そして介助量が多いほど、介護が必要な家族と引き離す時間を作る時間が必要なのではないかと思います。
今回は、家族の介護が少しずつ必要になってきたものの、介護者の心休まる時間はどの様に確保していくか?
そんなときに使えそうなサービスを書いていきます。
介護保険を既に利用し、ケアマネージャーにサービス調整してもらっている方なら既にご存知のサービスがほとんどだと思いますのでご了承ください。
介護に疲れた?介護者の負担を減らすために使えるサービス3つ
通いのサービス:デイサービス
だいたい3時間(半日デイ)〜長いと6時間(1日デイ)くらいいる事が出来ます。
デイサービスでは、集団での体操やレクリエーションの他、入浴や食事などの生活にまつわるサービスなども受ける事が出来ます。
家でお風呂へ入る事が難しい方は、デイサービスで入浴介助を受ける方も多いです。
通いのサービス:デイケア(通所リハビリ)
デイサービスとの違いは、専門のリハビリ職がいるかどうかです。
しかし、1対1でリハビリを受けられる時間は通っている時間の一部と考えた方が良いかもしれません。(事業所によって異なります)
お泊まりのサービス:ショートステイ
数日から1週間など、一定の期間お泊まりする事ができるサービスです。
ご家族が仕事などで介護が出来ない場合だけでなく、ご家族の負担を軽減するために、定期的に利用される方もいます。
包括的なサービス:小規模多機能居宅サービス
こちらは、送迎から通いのサービス・訪問のサービス・お泊まりのサービスなどを包括して提供してくれる地域密着型サービスです。
そのため、お家への送り迎え・デイサービスの利用後はそのままショートステイに行くといったサービスを一つの事業所で行っていただけます。
ただ、一つ問題があるのは、こちらは地域密着型サービスのため、地域によってある場所とない場所がある可能性があります。
そして利用するには小規模多機能にいらっしゃるケアマネージャーに担当を変更してもらわないといけないのでご注意を。
利用を検討する際の注意点
要介護度によって利用できる点数の上限を超えると実費になる
要介護度の数字が大きければ大きいほど、利用できるサービス量が多くなります。
しかし、利用するサービス量が多すぎると定められた点数を超過する恐れがあります。
超過した分のサービスは実費になってしまうのでご注意を。
必要な支援を優先順位を考えておく
上記の点数超過となる恐れがある際に考えておいた方がいいことは、介護者・要介護者にとって優先度の高い支援は何なのかを考えておくことです。
また、点数超過となっても、何かのサービスを減らしたり、変更したりすることで防げる場合もあります。
以上が、介護者負担を減らすために使えるサービス、厳密には、介護者が休める時間を確保する事ができるサービスでした。
一つでも気になるものがあれば、まずは要介護認定を受けましょう。
要介護認定を受けるための流れはこちらの記事をご参照ください。
この他にも、介護保険サービスは色々あります。ご興味のある方はこちらの記事もご覧ください。