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理学療法士が体を痛めないためにしていること5選

理学療法士が体を痛めないためにしていること5選

理学療法士は体が資本の職業なので、体を痛めてしまっては、仕事になりません。

そのため、患者さんの体を治療することと同じくらい、自分の体を痛めないように気をつけています。

「体の専門家は体を痛めないために何をしているの?」

「どのようなことに気をつけたら体を痛めないの?」

このように思う方も多いと思います。

今回の記事では、理学療法士が体を痛めないためにしていること5選をご紹介します。

この記事を読むことで、専門家が日々行っている体の管理を学ぶことができます。

日々の生活で、少しでも体の管理ができるようになり、さまざまな症状の重症化を防ぐことができれば幸いです。

理学療法士が体を痛めないためにしていること5選

ここからは、実際に理学療法士が体を痛めないためにしていることをご紹介していきます。

気軽にできるものも多くありますので、ご自身でもやってみてください。

定期的なストレッチ

理学療法士は姿勢や筋肉のことに関して、どんな職種よりも詳しいです。

そのため、リハビリ室ではスタッフの姿勢の悪さや筋力の弱さなどを指摘する声が、時折聞こえてきます。

良い姿勢を維持するためには、全身的に筋肉が柔らかい状態を維持する必要があります。

体が柔らかい状態を維持するために必要なのは、ストレッチです。

仕事の前、患者さんの治療の合間、昼休みなど、時間があればストレッチを行います。

ストレッチの時に体の硬さや痛みを自覚し、自分で体の異常を超早期発見するからこそ、体が壊れません。

理学療法士が行っている具体的なストレッチ

仕事の合間など隙間時間に行うストレッチなので、立った姿勢や座った姿勢でできるストレッチを主に行います。

実際に行っているストレッチをいくつかご紹介します。

【猫背解消のストレッチ】

パソコン作業など、長時間座った姿勢が続くと、猫背になりやすいですよね。

そのため、猫背を解消するストレッチはたくさん行います。

座っている姿勢で気軽にできるため、姿勢が気になった時にやってみてください。

  • 背もたれから背中を離し、良い姿勢で座ります
  • 頭の後ろで手を組み、肘を開きます
  • 背中がそり返るイメージで、上を向いて背中を伸ばしましょう

※背中や腰に痛みが出る場合は無理をしないようにしてください。

【腰のストレッチ】

理学療法士とはいえ、一人の人間です。

仕事を頑張りすぎた時や、長時間座りっぱなしの時には、腰が痛くなることもあります。

腰のストレッチも、リハビリ室でよく見かける光景です。

腰のストレッチも座った姿勢でできるため、気軽にやってみてください。

  • 背もたれから背中を離して良い姿勢で座ります
  • 右手で左膝の外側を持ち、体を左にねじります
  • 背骨全体がねじれるように、顔も合わせて左を向きます
  • 反対側も同様に行います

※腰の痛みや足の痺れが出るような場合は、無理しないようにしてください。

【肩甲骨のストレッチ】

疲れてくると、立ち姿勢も悪くなり背中は丸くなってきます。

背中が丸くなってくると、肩甲骨の位置にも変化が現れてくるものです。

肩甲骨の位置の変化は放っておくと痛みにもつながるため、肩甲骨を正しい位置に戻さなければいけません。

肩甲骨のストレッチは、立った姿勢、座った姿勢どちらでも行うことができます。

  • 体の後ろで手を組みます
  • 組んだ手を後下方に引くようにし、肩甲骨で背骨を挟むようにします
  • 上を向くとさらに効果的です

※肩に痛みが出る場合は、無理しないでください。

弱点を補う筋トレ

患者さんの筋力の状態を把握できる理学療法士ですが、自身の体の状態もわかっている人が多いです。

人間は体の使い方に左右差があったり、使うのが苦手な部位があったりするものです。

仕事の特性や利き手、趣味で行っているスポーツなどで体の弱点は変わってきます。

理学療法士は自身の弱点を理解し、その点を補うように筋トレをしている人も多いです。

もともと、スポーツや筋トレが好きな人が多い業種なので、趣味でジムに通っている人も多くいます。

筋トレをすることにより、全身をくまなく使うことができ、1箇所に負担が集中することもなくなることから、体を壊しにくくなります。

理学療法士が実際に行う筋トレ

個人差はありますが、姿勢に影響を及ぼす部分を中心に筋トレをする場合が多いです。

筋肉の作用や鍛える方法など、熟知しているため、無駄なく筋トレを行なっています。

【腹筋上部の筋トレ】

筋力が落ちやすい部分の代表格であるお腹。

お腹の筋肉に自信がある人は、少ないのではないでしょうか。

気軽にはできませんが、自宅で時間がある時に行なっているトレーニングです。

  • 仰向けで寝て、膝を90度曲げた状態で足を持ち上げます
  • 胸の前で手を組み、上半身を持ち上げていきます
  • この時、肩甲骨が浮く程度のところまで上半身を持ち上げていきます

※反動をつけずにゆっくりと行うことがポイントです。

【腹筋下部の筋トレ】

上半身を起こすだけでは、腹筋の下の方を使えていないことが考えられます。

バランスよく腹筋の下の方も鍛えていきましょう。

  • 仰向けで寝て、手で床をおさえます
  • 両足を伸ばし、持ち上げます
  • 床ギリギリまで下ろし、再度足を上げます

※腰が反らないように注意が必要です。

【日常生活の工夫】

筋トレはやっぱり面倒くさいし、なかなか筋トレをやる時間がないという方もいるでしょう。

筋トレの時間を確保しなくても、日常生活の工夫次第で筋トレのように筋肉を多く使うことができます。

  • 駅は必ず階段を使う
  • 歯磨きをしながら踵上げをする
  • 買い物の時にカートを使わずにカゴを持つ
  • ゴミを捨てに行く時に自転車や車を使わない
  • 立ったままパソコン作業ができるように環境を整える

このように、日常生活でできる工夫は様々なものがあります。

ご自身の生活にあった方法で、筋肉を使う回数を増やしていきましょう。

体に合うものを使う

理学療法士は、姿勢にこだわる職業です。

そのため、自分の姿勢にも気をつけています。

中でも、自宅で使う椅子や、職場でのパソコン環境など、姿勢に関する物品にはこだわる人が多いです。

椅子や机、モニターの高さなど、自身の体に合わないものを使っていると、次第に首や腰に負担が蓄積していき、痛みなどの症状が現れるようになります。

1日や2日、体に合わないものを使用して仕事をしても大きな影響はありませんが、毎日となると負担が蓄積してしまいます。

いずれは、頚椎ヘルニアや腰痛、四十肩などを発症する可能性があるため、できるだけ良い姿勢を目指しましょう。

良い姿勢の状態を自分の意思だけで維持することは、並の人間ではできません。

良い姿勢を維持するためには、使用する物品を自分の体に合わせる必要があります。

体に合わない椅子や机は、長期的に見ると体を壊す原因になるため、できるだけ使用しないことが重要です。

良い座り姿勢とは?

具体的に、良い座り姿勢はどのような姿勢なのか解説します。

  • 背筋が伸び軽く顎を引き、目線はまっすぐ前を向く
  • 猫背にならず、骨盤が立った状態となっている
  • 膝や足の付け根は90度程度曲がっている
  • しっかりと床に足がついている

これらが良い座り姿勢です。

椅子や机が自分の体に合っていない状態では、上記の姿勢になることは困難になってしまいます。

自分で姿勢を意識することも大切ですが、環境を整えてしまう方が簡単で楽です。

椅子や机の高さ、パソコンのモニターなどの高さには注意をしていきましょう。

ノートパソコンでは、ほとんど場合目線が下に向きやすくなっています。

できれば良い姿勢を作った時に目線がまっすぐ前を向けるように、別のモニターやキーボードを用意して、環境を整えていきましょう。

寝具にもこだわる

普段の姿勢を良くするために、椅子や机にもこだわる話をしましたが、寝具にもこだわっている理学療法士は多いです。

なんとなく買った布団や、昔からずっと使っている枕などは、実は体に合っていないかもしれません。

朝起きた時に、肩が凝っている、腰が痛い、しっかり寝たはずなのに体がだるい、このような症状がある場合には、寝具を検討してみましょう。

1日の約1/3を過ごす寝具。これだけ長い時間を過ごす場所なので、体に合ったものを使用すれば、日中のパフォーマンスがさらに上がることでしょう。

良い寝具とは?

では、どのような寝具が良い寝具と言えるのでしょうか?

それぞれ好みはあるとは思いますが、立ち姿勢の背骨の湾曲をそのまま保つことができ、適切に圧を分散させることができる寝具が理想です。枕も同様に考え、首の湾曲が適切に保てるものを選ぶと良いでしょう。

人は寝ている時に寝返りをして血流が悪くなるのを防いだり、体温の調整をしたりしています。

柔らかすぎる布団だと寝返りがしづらくなってしまいますし、硬すぎると圧がうまく分散されずに血流が悪くなってしまいますので、適切な硬さの布団を選ぶ必要があります。

人間の重心は骨盤のところにあるため、寝ているとお尻が沈みがちになります。

このような姿勢が続いてしまうと、寝返りを打ちにくくなったり、腰が痛くなったりしてしまうのです。

その結果、朝起きた時の不調につながります。

朝起きた時に不調であれば、日中の仕事のパフォーマンスにも影響が出てしまい、生産性が落ちてしまいます。

仕事の生産性をあげ、より良い成果を残すためにも、寝具は重要と言えるでしょう。

上手に人や物を頼る

理学療法士は、自分でできる仕事と、そうでない仕事を感覚的に理解しています。

もし一人ではできそうもない仕事であれば、病棟のスタッフなどに声をかけて、適切に手伝ってもらい、体を保護しています。

つまり、無理はしないということです。

普段接している患者さんが、どのように体を痛めてしまったのか、その経過を知っているからこそ、自分は同じような怪我をしないように気を付けることができます。

また、道具を使ったり体をうまく使ったりして、体の保護をしています。

一例ですが、日常生活ではこのような工夫をしています。

  • 掃除機の柄を長くして腰を曲げなくても掃除しやすくする
  • こたつなどのコードにつまずかないように日頃から片付けるようにする
  • 洗濯カゴを台の上に置き、腰を曲げる角度や回数が少なくて済むようにする
  • 高いところの作業をする時に、キャスター付きの椅子は絶対に使わないようにする

小さなことに思えるかもしれませんが、どれも患者さんが怪我をしたきっかけから、学びを得ています。

明日は我が身。

自分が怪我をしてしまったら、患者さんに示しがつきませんからね。

どうしても辛い時は整体も利用

日常生活でも様々な工夫をしているとは言え、時には体が辛い、誰かに助けてもらいたいと思うものです。

理学療法士でも、整体やクリニックを利用している人もいることでしょう。

しかし、良いところばかりではないというのが本音です。

通っている整体やクリニックが良いところか見分けるポイントは、根本的な部分を治療してくれるかどうかです。

一時的に症状が良くなっても、根本的な原因が解決できていなければ、また症状は出てきてしまいます。

例え話ですが、肩こりの原因が姿勢の悪さなのに、肩を揉んで終わりというところでは、治療は延々と続くだけです。

あなたが通っている整体やクリニックは、いかがですか?

症状だけに目を向けることなく、根本的な原因を見つけてくれていますか?

治療が長引いてしまうところは、根本的な問題を見つけられない、問題を解決することができないところである可能性があります。

新たに、整体やクリニックを探すことは手間だと思います。

現状を変えるためにも、根本的な問題を解決してくれる場所を探すことをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、理学療法士が体を痛めないためにしていること5選について解説してきました。

理学療法士が行っていることは、定期的なストレッチや筋トレ、人や道具を上手に使った体の保護、整体やクリニックを使ったメンテナンスです。

他にも体を気遣い、色々な方法でケアをしている人もいることでしょう。

多くの怪我のパターンを知っているからこそ、学びを得て、自分に生かすことができます。

体を壊すことなく元気に仕事をするためにも、椅子やテーブル、寝具にまでこだわりを持っている人もいます。

今回ご紹介したことを参考に体を保護しつつ、元気に仕事ができるようにしていきましょう。

この記事の著者

理学療法士

nekomal様

ねこまる

プロフィール

整形外科中心の病院で13年以上勤務し、様々な疾患や病態の患者様(延べ2万8千人以上)の治療にあたってきたベテラン理学療法士。信頼関係を重視し、患者さんに役立つ情報を発信するためにブログも運営されています。

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