どうもこんにちは。
かなり久しぶりですが、現在のうちの猫(ひじき)の体調の経過をお伝えします。
猫のひじきは、去年の12月に腸炎で体調を崩し、5日間の入院を経て無事完治しました。
腸炎完治後は、腸炎の時に偶然発見された膀胱炎と膀胱結石と格闘することに。
膀胱炎は食事療法で2週間程度で完治し、今はかなり元気です。よく食べてよく遊んでいます。
しかし、半年近く経った今でも尿からは溶血反応(血が混じっている)が出ている状況です。
その溶血反応の原因と、その対策として給水器を導入した経緯をお伝えしていきます。
【主の原因は腸炎だったのか?】ひじき(猫)が無事退院しました!
膀胱炎は治ったけど、なぜか血尿が治らない
膀胱炎になった際、尿からは多数のストラバイトという尿石が発見されていました。
ストラバイト尿石は、食事療法を行えば溶けると言われていため、ストラバイトを溶かしてくれる特別な療法食( ロイヤルカナンのs/o、ヒルズのs/d)を食べていました。↓
2週間ほど食事療法を継続したところ、無事膀胱炎や膀胱結石(ストラバイト)が改善したのでした。
ところが、なぜか尿から溶血反応が…
なぜなのか。
病院で詳しくエコー検査をしたところ、他の原因が発見されたのでした。
溶血反応の犯人、腎結石発見!食事療法続行
翌月、再度詳しくエコー検査したところ、次は腎臓結石が発見されたのでした。
腎臓にある結石がどんな種類の石なのかはその時点で定かではなかったのですが、引き続きストラバイトを溶かす食事療法を継続する事に。
(動物病院には1月に1回尿だけ持っていき、様子を見ることに。)
そして3ヶ月が経過…未だ溶けない腎結石
迎えた今年の5月、再び腎臓のエコー検査をしました。
すると、腎臓の結石は変わらずそこにいました…。
ずっと尿から溶血反応は出ていたので、覚悟はしていましたが…やっぱりがっくりします。
食事療法で消えないということは、腎臓の石はストラバイトではなく「シュウ酸カルシウム」の可能性が高いです。
「シュウ酸カルシウム」ですか…
そう、私はその存在を知っていました。シュウ酸カルシウムという結石は、食事療法では溶けない厄介な方な石です。比較的中高年の猫では、シュウ酸カルシウム結石ができやすいそうです。(ひじきは三歳半くらいですが)
食事療法ではどうしようもないということは、その結石はどう取り除けば良いのか?そう、手術して取り出すしかないみたいです。
その手術は猫に結構負担が大きく、ひじきの場合は結石はあるものの今の所尿閉(尿が出なくなること)もなく元気なので、そのまま経過を見ることをお勧めされました。
ちなみに、尿がアルカリ性に傾くとストラバイト結石ができやすくなり、酸性に傾くとシュウ酸カルシウム結石ができやすくなります。
ストラバイト結石の方は、膀胱炎が原因でも生じやすくなるみたいです。(細菌によって尿がアルカリに傾くため)
また、摂取しているミネラル(マグネシウム、カルシウム、リン)の量やバランスによっても結石ができやすくなります。
ひじきの場合は、膀胱炎がきっかけで尿石になったのか、それとも尿石が多量になって膀胱炎になったのか、発症起点はよくわかりません。
対策:定期的な尿検査・尿石予防
現状ひじきの腎臓には結石が残っていて、尿からも微量ながら血液も混じっていますが、これ以上結石を増やさないよう努めていきます。
まずは結石ができにくくなるような環境作りですね…。
つまりは水をよく飲む様にすることと、食事は猫の泌尿器に配慮された食事を食べること。
通常の猫餌に戻すと、6割くらいの猫ちゃんは結石が再発します。
ひじきの場合は、結石が完治していないので、食事療法は必須の模様です…。
ただ完治しても、もうこれからはの刺身やさつまいもはお楽しみ程度でも食べさせられませんね。
むしろこれまで刺身とかさつまいもとか食べさせたから結石が出来てしまったのか。総合栄養食以外は食べさせるべきではなかったのか…と後悔。(先生から結石は体質ですと言われましたが)
人間みたいに結石が砕けたら良いんですけどね。猫の場合はその手術は主流でないようです。
尿石予防に給水器、導入!
とにかく水を飲んで欲しい、ということで新たに噴水みたいな給水器を導入しました。
結構ガッツリしてますよね。
でもこれ、すごいです。常に噴水が出続けているので水面にホコリが浮きません。ホコリがついたとしても、すぐ噴き出る水で流されてフィルターで濾され、再び綺麗な噴水に帰ってきます。
結石を粉砕する手術が…あった…だと!?
猫の結石をどうにか体の負担少なく取り除くことはできないかと検索してみたところ、東京都北区に結石粉砕術という術式を使える王子ペットクリニックという動物病院がありました!
ひじきがもし適応なら、検討したいです。でもまずは担当の獣医さんに相談ですね。
それでは、また話に進展があったら書きます。