突然肩や腰が痛くなった。
床ずれになりそうと言われ、予防目的にクッションを入れることになった。
でも、どんなクッションをどこに入れれば良いのかな…?
このページでは、そんな疑問を解消すべく、その人その人に合った枕の考え方や作り方をお伝えしていきます。
気になる部位の枕があれば、目次から各ページに飛べるようになっています。
体に合わせた頭の枕の選び方
まずは、ほとんどの方が利用される頭用の枕です。
このような方は少し枕の高さを調整してみても良いかもしれません。
枕が合わないと、肩が凝ったり、首が疲れたり…何より夜中目が醒めてしまうような事があれば、それは避けたいものです。
頭の枕は、背骨の曲がり具合や首・頭の位置、寝方によっても合う高さや形は異なります。
枕が自分に合ってるかどうか、どのように見極めるのか?
枕の素材によって、柔らかさや寝心地はどう変わるのか?
今使っている枕の高さを調整する方法についても書いてあるので、気になる方は下の記事をご覧ください。
体に合わせた肩用の枕の選び方
「肩枕…って何?」という方がほとんどかと思います。肩枕は、肩の下に敷く枕の事です。
なかなか、肩の枕を使うケースは少なく、肩まくら自体を目にする機会もほとんどないと思います。
こんな方にはぜひタオルで肩枕を作ってお試しいただきたいです。
肩枕は、家にある比較的薄くて細めの枕から試すのが良いでしょう。
詳しくはこちらの記事からどうぞ。
【肩枕】肩が痛くて眠れない時に試して欲しい対処法、家にあるもので作れます
体に合わせた足用の枕の選び方
頭以外に使われる枕では、一番よく使われる枕だと思います。
足や腰が痛くて、気がついたら足の下や足の間に挟んで落ち着いたことはありませんか?
こんな方の場合には、足用枕を使ってみて良いかもしれません。
そんな疑問を感じた方もいらっしゃるかと思います。
下記の記事にて、足腰の力が抜けやすい足枕の大きさや厚みの選び方、どうして腰も楽に感じる事があるのか?その理由を記載しています。
足枕の作り方についても解説していますので、気になる方はご覧ください。
枕を購入する際の注意点
・硬すぎる枕(高反発で流動性に欠ける枕)は、体にそわせる事が難しく、想定しているよりも枕が高く感じる場合がある
・柔らかすぎる枕は、想定していたよりも高さが低く、体を支えてくれない感じがする
・体の大きさに対して、不必要に高すぎる枕は、逆に体の強張りを招く可能性がある
・体の大きさに対して、薄すぎる枕は、体を支えきれず、どこかしらが疲れる恐れあり
つまり、枕は柔らかさによって実際の高さとは多少上下するため、試した事がない枕を買う際には慎重になる必要があります。
(寝てみないと合うかどうかわかりません…)
色んな枕を使うことは、良いことだけじゃない!?
ここまで、色んな種類の枕を紹介しましたが、大きな枕や、たくさんの枕を使うことはメリットだけじゃありません。
人によっては、枕があることでベッドが狭くなり、邪魔になる場合もあります。
例えば、ベッド上から動こうとした先に枕があることで、寝返ったり、起き上がったりするのが大変になってしまう事もあるのです。
「楽になったら、全て良し!」ということでもないのが悩ましいところです。導入の際には、「動作に影響を及ぼす可能性がある」ことにご注意ください。
こちらの記事もオススメです↓
より枕を体にそわせるために出来るひと工夫についてです。