どうも、こんにちは。
街は静まり帰り、クリスマスな雰囲気はほとんど感じられませんでしたが、みなさまはいかがお過ごしでしたか?
今年のクリスマスは、ペットショップで猫用ケーキを買って食べさせたかったのですが、猫のひじきは療養してもらわないとなのでしばらくは療法食です…残念ですが仕方ありません。
が、大変嬉しい事に、先週入院中だったひじきは日曜日に晴れて無事退院しました!
ひじきのことを心配して見守って下さったみなさま、本当にありがとうございます。
【主の原因は腸炎?】主治医から聞いた今回の病気について
今回の病気の経過について詳しくは下記の記事をご覧ください。
【治療費も公開】うちの猫が腸炎と膵炎で入院…症状と経過について
ひじきは当初、噴き出すような嘔吐を数日に渡って繰り返し、一時は腸がつまってしまったのではないかと推測されていました。
その理由は、ひじきがよく床のマット(スポンジ)やプラスチックを食べてしまう習性があったからです。
しかし、レントゲン撮影やエコー検査の結果、腸は詰まってなく、むしろ胃が全く動いていない状態=「機能的閉塞(物理的にはつまってないけど、胃が動かず内容物が腸へ流れない状態)」におちいっているということがわかりました。
機能的閉塞が、腸炎と膵炎によって生じている可能性を踏まえ、点滴や消炎剤、抗生剤、吐き気留めを皮膚の下に注射してもらうことで通院治療をしてもらっていました。
しかし、通院治療ではが改善せず、むしろ元気が無くなっていってしまう状況だったので、重症の腸炎(と膵炎?)として結局病院に入院しました。
治療で使う薬の役割は通院していたときと概ね同じ(痛み止め追加)でしたが、定期的に状態確認をしてもらえたり、必要時レントゲンやエコー検査をしてもらえたので、家族としては大変助かりました。
入院してから2日経過した頃には食事が食べられる様になり、3〜4日目には看護師さんに遊んでもらえるまでに回復しました。
そして、迎えた6日、血液検査を取ったところ、猫膵特異的リパーゼという膵炎を示す数値が正常値に戻ったため、予定より4日早く退院する事ができました。
今回の回復を振り返り、主治医はこうおっしゃっていました。
医師:『膵炎だったら、ここまで早く回復しないから、腸炎だったのかも』
つまり、本来炎症していたのは腸であったものの、腸の付近の膵臓まで炎症が及び、猫膵特異的リパーゼという項目に異常値が出たのではないか?という事でした。
ひじきは日曜に無事退院となったので、同時に治療も終了かと思ったのですが、消炎剤は続ける必要があるため、今も投薬治療を続けています。
後日談:これから私たちがやるべき事
誤飲の恐れのあるものを全て撤去
今回の病気は、スポンジやラップなどの誤飲とは関係がないそうですが、少なからず腸にダメージを与えてしまってたんじゃないかと思っている私です。
無事退院したものの、いまだに噛めるものは基本なんでも噛んで飲もうとしてしまいます。
出来る対策として、もともと好んで噛んでいた床のマットは全て取り外しました。ようやく安心して外出できるようになった束の間…
次はひじきのベッドやソファを食べ出した
帰宅直後、初めてその場で膝から崩れ落ちる様な感覚を覚えました。もともとのターゲット(床のマット)が消えたら、次のターゲットを見出してしまったのか。
という事で、ひじきのベッド(ブランケット)も旦那のソファも撤去させて頂きます(泣)
部屋の現場復帰
ということで、今ひじきと旦那の憩いの部屋は機械と棚とテーブル、トイレ以外、ほとんど何も置いてない状態になってしまいました。
ひじきが無事で本当によかったのですが、旦那も気の毒で仕方ありません。
どうにかして殺風景になったこの部屋を年内に旦那と力を合わせて元通りにしたところです。
とはいえ、家族3人で元気に年を越せる事が一番の喜び
一時は私も旦那も仕事を休ませてもらったり、獣医さんと頻繁に電話でやりとりしたりと色々な方に支援いただきました。
おかげで、ひじきは元気になり再び一緒に暮らせていることが一番嬉しいです!今年はあとは大人しく穏やかに年を越せたらと思います。
みなさまも良い年越しになるよう、心より祈っています。
それでは、また!