【メリットだけじゃない?】車椅子の転倒防止バー導入時の注意点

車椅子の転倒防止バーが転倒を防止するイラスト

 以前、車椅子で坂や段差を上ろうとしたりした時に、不意に「ふわっ」と後ろに倒れそうになるのを感じることがありました。

 「おっと危なかった」

 と気をつけることができれば良いのですが、中には本当に後ろに倒れてしまう人がいます。

 坂を登っている最中に重心が後ろに傾く事をコントロールできない方や、足で後ろに突っ張って後ろに倒れてしまう人…

 そんな時の対処法として浮かんでくるのが、転倒防止バーです。

車椅子の転倒防止バーってどんな福祉用具?

福祉用具の車椅子の転倒防止バーの種類のイラスト

 転倒防止バーは、車椅子の後ろのティッピングレバーと呼ばれる場所に取り付けて使うバーです。

 ティッピングレバーは、介助者が足で上から押すことによって、車椅子の前輪を持ち上げるのによく使います。(段差や坂を上る時など)

 そこに取り付ける転倒防止バーは、車椅子が後ろに傾きすぎて倒れるのを防ぎます。

 ティルト・リクライニング車椅子のように、車椅子自体が後ろに傾く機能を有したタイプには標準装備されている事が多いです。

 ティルト・リクライニング車椅子がどのような種類の車椅子なのか気になる方はこちらの記事をご覧ください。

車椅子のイラスト福祉用具_車いす:どんな種類があるの?

タイプは大きく分けて2種類

 転倒防止バーのタイプには、大きく分けて2種類あります。

 キャスターが付いていないものと、キャスターが付いているものです。

 キャスターが付いていることのメリットとして、段差などで転倒防止バーが引っかかった際に、キャスターが付いていると動かしやすくなります。

メリットだけじゃ無い?導入時の注意点

転倒防止バー導入時の注意点のイラスト

高い段差は乗り越えにくくなる

 特に注意が必要なことは、転倒防止バーを付けると車椅子を傾けにくくなる事から、高い段差は乗り越えにくくなります。

 これが、モーターの付いた車椅子であれば話は別なのですが、

 ・自力漕ぎながら車椅子を持ち上げる

 ・介助者が後ろからティッピングレバーを足で押して持ち上げる

 上記2通りで段差を乗り越える場合には、転倒防止バーが車椅子の前側が持ち上がるのを阻止してしまい、上るのが大変になる可能性があります。

 そのため、導入を検討する際には、普段車椅子を使っている環境で高い段差等はないか予め調べておいた方が良さそうです。

使っている車椅子によっては購入となる

 また、費用についてもリサーチが必要そうです。

 というのも、もともと車椅子の付属品として付いていれば問題ないのですが、標準型の車椅子の場合には、付いていないことが多いようです。

 転倒防止バーは、業者・車椅子の種類によってレンタル出来る場合とそうでない場合があります。

 必要な場合は、使用している車椅子を取り扱っている業者に使える転倒防止バーがないか問い合わせると良いでしょう。

 参考までに、転倒防止バーを購入する場合とレンタルをする場合にどれくらい料金が掛かるのか記載しておきます。


 【取り扱い業者:シルバーホクソン】

 名称:転倒防止バーB(キャスターなし)

 値段:11,000(介護保険でレンタルする場合の個人負担 ¥30/月)

 名称:転倒防止バーA(キャスター付き)

 値段:¥16,500(介護保険でレンタルする個人負担 ¥50/月)

 Silver HOXON 快適介護のお手伝い 78号 P.118より転載


 【取り扱い業者:MiKi】

 名称:MS-141 転倒防止バー(R型)

 値段:¥7,500(税抜)

 名称:MS-143 転倒防止バー(双輪キャスタ付き)

 値段:¥10,800(税抜)

参考 その他補助機器wheel chair MiKi

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