椅子に座っていると、なんとなくボーッとしてしまう。
はじめは集中して仕事していたはずなのに、30分もたつと気づけば違うことを考えてしまう…
それもそのはず、座っているという姿勢は、立ったり歩いたりしている時よりも著しく脳の血流量が低下します。
それはわかっているので、私は1時間座ったら歩いたりスクワットしたりしています。
そんな中、ネットで座りながらでもできる気軽な運動グッズを見つけてしまい思わず購入してしまいました。
私が購入したのは2月くらいなので、約3ヶ月くらい使っています。今も作業用のテーブルの下に置きっぱなしにして、座っている最中は定期的に使用しています。
これは、高齢者向けの健康器具の様ですが、高齢者だけでなく今なお在宅ワークで座る続けるあなたにもおすすめだと思ったのでご紹介します!
【足ふみ健幸ライフ】在宅ワークで集中できないあなたにもオススメな理由
足の交互運動によって頭も体も元気!
なんといっても素晴らしいのが左右の足を交互に簡単に動かせるところ。
足こぎ自転車(座りながら出来る自転車、別名リカンベント)や貧乏ゆすりに近い動きだと思います。
運動後のように頭がスッキリする
この足ふみ機を使った際の実験では被験者の脳の血流量は5分間使用後に2倍に上がったそうです。すごいですね。しかし、実験の件数が1件と参考とするには実験数が少ないです。
私が使った感覚では、足を5分くらい動かしていると結構頭がスッキリします。この感覚は、立ってスクワットをした後の感覚に似ていると思いました。
貧乏ゆすりに似た効果が期待できる
ここで貧乏ゆすりの話をすると、貧乏ゆすりによって得られる効果は多く、特に股関節が小刻みに動くと、股関節部の軟骨の再生の手助けになるとも言われています。(股関節が痛い場合に、貧乏ゆすりが推奨されている)
また、膝のお話をすると、関節の細かく繰り返し動かすと関節腔の中の潤滑液(滑液)が出やすくなると言われており、膝の痛みも和らぐのではないかなと推測しています。
心臓の負担軽減
この交互運動によって、「もも」や「ふくらはぎ」の筋肉が働き、足から心臓へ血液が戻りやすくなるだけでなく、体へ血液を循環させる心臓の負担も減ります。
リハビリ場面では、肺や心臓への負担を減らすために、準備運動の一貫として全身のストレッチや自転車こぎを行うこともありますが、こちらの足ふみ器もまた準備体操に良いなと思うのです。
素材が優しく、怪我の心配が少ない
木のやさしさが溢れる造り
この足ふみ器のメインとなる素材は半月型の「木」です。この半月型の木の土台もまた「木」でできています。
触った感じかなり優しく、嫌な感じがありません。
足ふみした時に、嫌な音がなったりしないか心配でしたが、土台と半月の接触部分はプラスチックでできており、特に不快な音もなく、とても使い心地がいいです。
表面に金具などがない
個人的にはここは結構評価されてほしいところです。
足の交互運動ができる機器というと、足こぎ自転車やステッパーのような、金属やプラスチックなどの部品が使われていることが多いと思いますが、この足踏みきには表立った金属は見られません。
リハビリをする身としては、こういった金属部に患者さんの足が接触してしまった時に怪我をさせてしまわないか心配になってしまうため、この足ふみ器の金属のなさには感動しました。
まだ病院勤務だったら、この足ふみ器の購入を上司に催促していたかもしれません。ただ、実際に病院などで使うとなると悩ましい点もあるので、そちらは後述します。)
気軽に使える、そして使いやすい
この足ふみ器のスタンダードサイズは横40cm×高11cm(高さは自分で測定)
交互運動ができる割にかなりコンパクトに作られていると思います。コンパクトなので、テーブルの下に置いておいても目障りになりません。素晴らしいです。
さすがにゴムボールと比べると思いですが、ご高齢の方でも両手で持ち上げられる重さだと重います。
足ふみ健幸ライフ導入時の注意点
負荷はほぼない
こちらの足ふみ器には踏んでいて特に抵抗感はありません。足を置くだけで、足の重さで傾きます。
これはつまり、かなり軽い力で動かせるので筋力が増えることを期待して使うタイプの器具ではありません。
どちらかというと、長く継続的に足を動かすのに適している器具です。
衛生的問題
保管とお手入れについて
●汚れがひどい場所は、中性洗剤等で軽くお拭きください。
※ベンジン・シンナー・アルコール等の溶剤類は使用しないでください。
●水洗いはできません
足踏み健康器具 取扱説明書より
足ふみ器のメイン素材は「木」です。
使った後にアルコールでパパっと消毒してしまいたいですがそうはいかない様です。
これが、多数の人が利用する可能性がある「病院」などでは導入しにくいかもしれないと思った理由です。
もし使うのであれば、木の上からシートなどを被せて、間接的に使った方がお手入れが楽かもしれませんね。
ただ、自宅で個人で使う分には全然問題はないかと思います。
万歩計付きのタイプは値段が2倍以上
この足ふみ器、万歩計のようなものがついたタイプもありますが、お値段が38,000円くらいします。
万歩計の機能で23,000円も増額とは…よっぽど効果な万歩計に違いありません。
モチベーションは間違いなく歩数計がついていた方が上がると思うのですが、ハードルが高めです。
足ふみ健幸ライフどんな方におすすめ?
在宅ワーク中に集中力が切れがちな方
当初はご高齢の方向けかなと思っていた本製品ですが、今まさに在宅ワークで座る時間が長い方若い方にもおすすめです。
もちろん、30分や1時間おきに定期的に椅子から立って体を動かしている方であれば、これは不要かもしれません。むしろ、定期的に椅子から立って歩いたり、スクワットしたり、階段の登り下りをする方がより全身の運動になります。
しかし、定期的に体を動かさない方の方が、実は多いのではないですか?
仕事の合間に時間を区切って、体を動かすための道具としては、座りながらできるのでかなりハードルは低いと思うのでおすすめです。
座っている時間が長い方
日常で、座る時間が多くなりがちな方もおすすめです。
特に、座りながらテレビやラジオを聞いているなども「ながら使い」するのにもおすすめです。
商品説明に記載されている使用時間の目安は1回5〜10分程度ですが、意外と動かし続けると達成感がありますよ。
高血圧の方であれば、使用の前後で血圧測定すると面白いと思います。
似た様な商品はある?
Amazonに似た商品がありました。StrongTekのバランスボード。なんとこちらは立ちながら使用できるタイプ。すごいです。
お若い方は、こちらの方ができる運動が増えて良いと思います。
ということで、今日は愛用中の足ふみ器を紹介させていただきました。
私はとても気に入っているので、引き続き使い続けていきたいと思います!
【あしふみ健幸ライフ】